みゆぬ’s blog

情緒的な感情になった時に更新する私のブログ。普通の人の皮を被った変人詩人。歌詞録は別に歌に乗せてるわけでもなく、ただ、歌のリズムで詩を書き記しただけです。

歌詞録⑦

いくら悲しいことがあったって

いくら楽しいことがあったって

全てが美しい記憶だと

まとめ込んだらそれでよかったのに

 


愛していたことも思い出せず

日々は過ぎてく

自分の中で死んだ感情と

向き合うこともせず

 


心ではきっとわかっていたはずなのに

消えてく涙は頬を伝うこともなく

ただキラキラ光っていたあの日を

待ち望んで

 


ただ命吹き込んだ

貴方を忘れてもそれでも

またその日が来ることを願うのは

私だけですか?

10年前の記憶にそっとさよならを告げることなど

簡単な筈なのに

それが難しかった

 


ひとつまみのスパイスにきっと

夢中になってしまったんだろう

一口のお酒でさえすぐに酔ってしまいそうで

泣きたい時に泣けないはずなのに

泣きたくない時に泣いてしまう

そんなひねくれた私だからきっとこうなってしまうのね

 

 

 

待ちくたびれたあの日でさえも

美しくそこにいる