歌詞録⑥
ありえない
日々の形をした妖怪がいつも誰かを襲って
何かを奪って傷つけて去っていくんだ
他人の傷は私の傷そう思えることが
幸せなのか不幸なのかどう捉えるかは自分次第
無駄に傷ついて 涙は乾いて
命に捧げた歌は小さく夜空に消えた
私は私で生きているの干渉はしない筈だ
他人を傷つけてばかりの象徴が人殺しだとしたら
なんてことでしょうか
私は心が弱くて人の気持ちもすぐに読めないで悲しくなった
人をいつしか傷つけていないかどうかと
不安になってはぐうの音もなるさ
いつかハッピーになれたとしたら
誰かが傷ついてしまいそうで
誰かが傷つけられた干渉は
いつだって僕ら自身だ
いつかアンハッピーな舞台の幕開けと同時に千秋楽
明日はなにを演じてるのだろうか
私は夏を愛していた筈なのに
いつしか夜を愛していた筈なのに
心に委ねた桜はいつも風に吹かれてすぐに散っていっていた