みゆぬ’s blog

情緒的な感情になった時に更新する私のブログ。普通の人の皮を被った変人詩人。歌詞録は別に歌に乗せてるわけでもなく、ただ、歌のリズムで詩を書き記しただけです。

歌詞録17/かき氷

たまにはこんなものも食べようか

夏の夜にとても似合う君よ

冷たければなんでも美味しかった

 


頭がキンとする

隣で笑う君を

見つめて微笑んでバカみたいね

 


舌も青くなり、心も青くなり

もう戻ってこないの夏

青いかき氷今年も食べたい

あと少しで溶ける

 


舌も青くなったのを笑って見せるの

誰にもみられないようにキスをしてた

あの日の夏を忘れないようにして飲み込んで

 


安っぽいやつでいいよ

キンキンに冷えて  溶けたらただの水だなんて

気づかないうちに

甘く囁くのは    誰にでもかけるその言葉

どうせいつだって好きな奴には同じ言葉かけて

 


私は花火の音が消える前に歌ってみせるから

誰にも聞こえない

だから君も聞こえないけど

かき氷、その名の通り、ただの氷、美味しいけれど、ああ私みたいね